聖書の登場人物で好きなのは?
パウロ、ペテロ、バルナバ、ダビデ、ヨシュア、ヨセフ、モーセ・・・・・
ほとんどの人は迷わず一人や二人の名前を挙げるのではないでしょうか。
私はまずダビデです。
自分が賛美奉仕者だからかもしれませんが、彼の神をほめたたえる表現力の豊かさと慕い求める姿勢、謙遜な信仰に倣いたいと思っています。
詩編を見るといかに神と親しい関係を持っているのか、神を恐れかしこむ姿勢、神と人格的交わりを持っている、ボキャブラリーの豊富さに驚かされます。
それと、神が油注がれたもの、つまりはサウルからどんなにひどい仕打ちを受けようとも絶対に自分で対処せず最後まで従順を通して主に任せていく姿は心打たれます。
サムエル記上 24:7 兵に言った。「わたしの主君であり、主が油を注がれた方に、わたしが手をかけ、このようなことをするのを、主は決して許されない。彼は主が油を注がれた方なのだ。」
しかし、それ以上に尊敬してるのが「良いサマリア人」なんです。
ルカによる福音書 10:30イエスはお答えになった。「ある人がエルサレムからエリコへ下って行く途中、追いはぎに襲われた。追いはぎはその人の服をはぎ取り、殴りつけ、半殺しにしたまま立ち去った。 31ある祭司がたまたまその道を下って来たが、その人を見ると、道の向こう側を通って行った。 32同じように、レビ人もその場所にやって来たが、その人を見ると、道の向こう側を通って行った。 33ところが、旅をしていたあるサマリア人は、そばに来ると、その人を見て憐れに思い、 34近寄って傷に油とぶどう酒を注ぎ、包帯をして、自分のろばに乗せ、宿屋に連れて行って介抱した。 35そして、翌日になると、デナリオン銀貨二枚を取り出し、宿屋の主人に渡して言った。『この人を介抱してください。費用がもっとかかったら、帰りがけに払います。』 36さて、あなたはこの三人の中で、だれが追いはぎに襲われた人の隣人になったと思うか。」 37律法の専門家は言った。「その人を助けた人です。」そこで、イエスは言われた。「行って、あなたも同じようにしなさい。」
この人は名前も出てこない、ただ何をしたのかだけが書かれている。
そして、イエス様が「行って、あなたも同じようにしなさい」とおっしゃいました。
これが、これこそが、イエスの証人としての姿ではないでしょうか。
マタイによる福音書 19:21 イエスは言われた。「もし完全になりたいのなら、行って持ち物を売り払い、貧しい人々に施しなさい。そうすれば、天に富を積むことになる。それから、わたしに従いなさい。」
名前を出す、行いを明らかにする、周りから賞賛を受ける、その瞬間にもう報いは受けてしまう。
その気持ちグッと堪えて天に宝を積む者になりたい。
名前は要らないけど、その信仰の足跡、信仰者としての生きざまは残したいと思います。
天のお父様
あなたが望まれるものにしてください
ただ、それだけが願いです
イエスキリストの御名によってお祈りします アーメン